寿命

どれだけ健康に気を付けていても、知らず知らずのうちに病気になっていたり、病気にならなくても突然の事故で亡くなったりする。それを寿命という言葉で片付けてはいけないのだが、残った人の気持ちに後悔の念を引きずらせないためにも寿命という言葉で割り切らなければならないのかもしれない。

病気になっていてもたまたま健康診断で再検査になって、普段は放置しているのに、たまたま再検査をしたら早期発見。事故にあってたまたま看護師さんがいたので応急処置をして助かる。それらは全て運でしかなく健康に気をつける生活や危ない事はしないように過ごす生き方は確率論的には大切なのだろうが果たしてどれくらい違うのかわからない。

単身赴任の僕は食生活がよくない。それは理解しているので外食やコンビニ弁当を控えている。栄養源は主に大豆なのだが、塩分にも気を付けて、どれくらいの効果があるのかわからないができる限りのことはやっている。あとは運なのか寿命なのか、いくつまで健康で生きることができるのか、その時がくるまで誰にもわからない。

結局、今を楽しむこと、今を一生懸命に生きること。これに尽きると思う。いつ寿命がくるかはわからない。明日かもしれないし今日の午後かもしれない。先がわからないからこそ今を必死に生きる。そこに楽しみを感じ、一緒に同じ時を生きている周りの人との出会いに感謝し、共に楽しむ。それがいつくるかわからない寿命に対する備えなのだ。