ヘルニア摘出術

4週間プログを更新できなかった。人間、色々な欲があるが、この4週間は生命欲とでも言うべきか、生きることに注力した4週間だった。

約10年前にも外側ヘルニアと診断されて1年間、投薬治療し治ったのだが、今回、同じところが再発したのだ。前回の経験があったので少しの間、我慢すればまた治るだろうと考えたのが甘かった。1週間ほど我慢したが、どうにもこうにも耐えられなくなり、仕事を早上がりして、電車に乗ることもできずタクシーで病院に直行、初診にも関わらず、レントゲン、MRIを撮ってくれて、あまりにも痛そうな僕を見かねてブロック注射までやってもらった。

ブロック注射で治ってくれれば、という期待は翌日には打ち砕かれて、左脛に全く力が入らない。痛みも皮膚を焼かれているような過敏な神経痛が加わり、会社を2日間、休んだ。食欲もなく体重も落ち、痛みにもがき苦しんだ。3日後には少し落ち着いたが今だに歩行困難で数メートルしか歩けないため、手術することにし、翌週のなかば、初診から10日目というスピードで内視鏡手術をすることになった。

手術後、10日経ったが今も痛みは残っている。歩行は何とかできるようになったが階段の上り下りは手すりが必要だ。痛みは夜の方が強く、まともに睡眠が取れない。それでも歩けなかったことを考えると改善はしているし、あとは神経の回復を待つばかりだ。日々、痛みと付き合いながらリハビリを兼ねて歩こうと思う。