発熱

先週の帰省は体調が厳しかった。持病のヘルニアが年に1、2回、痛くなるのだが、そのタイミングと少し風邪っぽいのが車内の冷房で悪化して土曜日の夜は寝ていられないほど不調だった。東京に戻る車内でも足が痛く、戻ってからいざという時用の痛み止めを飲まなければいけないほどだった。

日曜日の昼に部屋に戻って早々、37.8度。昼食後は38.6度。元々、発熱には耐性があって、39度あっても動けるのだが、ヘルニアで足がキツい。最低限の買い出しだけにして横になって体力回復に努めた。痛み止めが効いてくるに連れて発汗したので夜には平熱まで下がった。発熱の原因はヘルニアからくる足の痛みからだと思われた。かれこれ8年前くらいだったろうか。初めて激痛が襲った夜から、痛みが落ち着くまでの期間は精神的にも厳しかった。

その経験がある今は、痛み止めがある間は安心感があるし、痛みを経験しているので、同レベルであれば耐えられる。何事も経験は大切だ。それから1週間、風邪もヘルニアもかなり快方に向かっている。

いずれにしてもヘルニアはどこかのタイミングで再検査が必要だ。治すのであれば手術なのだが、単身赴任だと何かと大変だし、腰が重い。ひとつずつ片付けていかないといけない問題が多い中、ギリギリまで先送りしてしまっていることが歯痒くもあるのだが、世の中、そんなことだらけなので、時が来るまでは騙し騙しやっていくしかないのかなと思っている。