食に対する考え方

僕の単身赴任歴は春で15年になるが、一人暮らし歴はかれこれ22年になる。高校を卒業し1年間、専門学校に通ってから就職する時に一人暮らしを始めたので、19年間は親と同居、結婚後は6年半しか一緒に暮らしていないので、もうじき、まもなく一人暮らし歴の方が長くなる日がやってくる。

そんな22年間の食生活は決して褒められたものではない。若い頃は柿の種やせんべいを主食に殆ど火を使った料理はしなかった。単身赴任になってからは、さすがに休みの日は簡単なものを作るようになったが、それでも一品料理になる。親の教えがよかったのか、朝だけは必ず食べるようにしつけられたので、パンとコーヒーだけだか、朝食は必ず食べた。1日2食の生活を長いこと、送っていた時期もあった。

コロナ禍で時間ができたからということもあるが、この1年は食生活を意識するようになった。今の食生活が5年後、10年後に自分自身のカラダに影響が出るとも言われ、それもあって気にするようになった。一品なのは相変わらずだが、3食、なるべく食べるようになった。まずは野菜を取るようにもなった。肉や魚もできる限り食べるようになった。

結果、多分、遺伝である高血圧以外はすこぶる体調がいい。この1年、風邪もひかず健康的だ。カラダの調子がいいと、何となくだが明るく元気になれるし、考え方も前向きでいられることが多い。

次の目標は料理のレパートリーを増やすことだ。そろそろキャベツの千切りもできるようになりたいと思う。