梅雨

今日、東北地方が梅雨入りしたらしい。西日本は異例の早さで梅雨入りし、今年は全国的に早いと言われていたものの、関東地方の梅雨入りは今週の初め、東北地方同様に平年より遅かった。来月に梅雨が明けたら夏が来て、あっという間に秋が来て、冬が来ると今年が終わる。年々、時が経つのが早く感じる。

以前は仕事に行く日に雨が降ると嫌だった。休みの日は家にいるか車で買い物に行くくらいだったので正直、雨でも気にならなかった。ところが東京に来てから、ウォーキングを日課にし、車も手放したから、休みの日は雨が降ると困る。仕事の日は雨でも行かなければいけないし、デスクワークのため、歩ける歩数は天気に関係なく計算できる。休みの日に歩数を伸ばすためには雨だとかなり厳しいのだ。

日本は四季があって好きだ。そんな日本の季節も地球温暖化の影響で、年々、崩れてきている。僕が生きている間に夏の最高気温は当たり前のように40度になるだろう。亜熱帯気候のようなゲリラ豪雨が降るだろう。川で魚を取ったり野原で虫取りをしたり、そんな時代が懐かしい。昭和の風景、という言葉で片付けられてしまう当時には戻れないとしても、それでは平成の風景、令和の風景とはどのようなものなのだろうか。季節感もなくなってきたが、時代感も薄れている気がする。

雨だとやっぱり気分が少し落ちるようだ。晴れもあって雨もあるから自然の恵みもあるわけだし、何事もバランスが大切なのである。