梅雨明け

連日、曇天の梅雨空だったが、東京は久しぶりに太陽が出た。ここ数日、湿度も高く、1年で最も苦手な季節で汗でびちょびちょになる毎日だったので、今日は掃除洗濯を後回しにして暑くなる前にウォーキングに出た。今日の予想最高気温は33度だし、午後は雷雨の可能性も高そうなので午前中に歩いてしまおうと考えたのだ。

不忍池の蓮の花は満開で、写真を撮っている人で賑わっていた。上野恩賜公園もかなりの人。月曜日からまた緊急事態宣言になるから、その前に繰り出しているのか、たまたま天気がいいからなのか、とにかく人は多い。

マスクがあるかないかだけで、完全にみんな慣れてしまった。緊急事態宣言なのである。緊急な事態を宣言されているのだ。ちょうど1年前も不忍池で満開の蓮の花を見たが、その時の上野はがらんとしていた。今は全く緊急事態な感じがしない。

ワクチン接種は進んできたが感染者は減りそうで減らない。まさに一進一退。SARSの時のように突然、ウィルスが弱体化して平和が戻ることも期待していたが、コロナウィルスは強敵である。数年後には人類が勝利することは確信しているが、かなりの痛みが伴うのも耐えなければならない。長期戦の我慢くらべ。我慢できなくなったら負けてしまう。

来週には梅雨明けするらしい。7月後半の連休もお盆も、子供達の楽しみな夏休みも、またしてもスティホームになってしまったが、それでもできる限り明るく楽しく、夏を楽しもう。