平凡な日々

コロナ禍になって1年半、きっと終わることのない中、今の生活もかなり慣れてきた。マスクが当たり前になり、お店の出入口の消毒液も当たり前になった。

今の僕の生活は週4で会社に出勤し、残った平日1日は仕事はしないもののメールだけは確認する。週末は掃除洗濯と家事に追われ、食材や日用品の買い出しにも行く。月1回は実家に帰り、幸い健在な両親と顔を合わせ、2ヶ月に1回、内科に行き、3ヶ月に1回、歯医者。年に1回、人間ドックに行く。コロナ禍になる前は月1回、自宅にも帰っていたのだが、不要不急の県をまたぐ移動を控えるよう都知事の要請を忠実に守り、こちらは全く帰っていない。

この今の平凡な日々、これがいつまで続くかわからない。コロナが今後、どうなるのか。仕事がどうなるのか。会社は大丈夫なのか、僕の異動はないのか、全くわからない。両親はいつまで元気でいるのか、だいぶ物忘れも気になるようになったし、車の運転もできればそろそろ控えた方がいいようにも思うし、先々は全くわからない。未来は全くわからないのだ。

コロナ前はマスクを着用する人は少なかったし、僕もあまり好きではなかった。ところが今は着用してない人を探す方が難しい。そんな未来の変化は誰もわからない。今の平凡な日々はつまらないのではなく、平凡だけど生活していることに対して、幸せを感じ、周りに感謝しなければいけないのだ。今を感謝の気持ちで生きることが未来の幸せにつながるのだ。