久々の帰省

正月以来、久々に帰省する。コロナ前は月一で帰省していたのだが、コロナ禍になってからは今回が2回目。小池百合子さんに従って不要不急な県を跨ぐ移動は控えていた。しかし世間では何となくwithコロナで人々の動きも活発になりつつあり、結婚してて子供もいるのに、なぜ帰らないのか、みたいな空気感が重く、あとは8月までしか帰省費も出ないので、週末で帰ることにした。

心情はというと、帰りたくないわけでも子供たちに会いたくないわけでもない。平日、目一杯に働くので週末は休みたいだけなのだ。掃除洗濯もしないといけないし食材や日用品の買い出しもある。帰って妻に気を遣い重い空気感は確かに嫌だし、それほど潔癖でもないのだが、それでも気になるほどの散らかり具合の自宅も嫌だ。実家くらい近くで1時間ちょっとの距離なら気軽に帰るのだが、まぁそれなら単身赴任にはなってない。片道4時間は疲れるのだ。

7月は職場の移転、8月は前半は仕事が忙しいし後半には自分の引越しもある。7月中には新居を決めないといけないし、手続きも面倒だ。実家にも今まで以上に頻繁に帰ってサポートしないといけないし、8月までにもう一度帰るのは難しいかもしれない。というわけで今、特急電車内で揺られている。

車内は満席だ。長かったコロナとの戦いも共存という形で終わりを迎える日が近いのかもしれない。早く世界中を回れる日が戻ってきてほしい。失った数年は決して戻ってはこないのだが。