変化はストレス

僕は肩凝りとストレスは自覚症状がない。肩は凝っているのだが全く重いとか辛いとか感じない。ストレスも同じで中間管理職で上からと下からと精神的な疲労は多いはずなのだが、こちらも麻痺しているようだ。ただ前髪が徐々に後退しているのでストレスが髪の毛に行ってしまっているのかもしれない。

先週、異動の内示が出て、この1週間は辛かった。仕事は忙しかったので業務中は没頭できたが通勤中や朝晩は今の生活が来月末で終わってしまう悲しさ、今月中には部下にも伝えないといけない忙しさ、1月からの仕事とプライベートのバランスが取れるまでの不安などが一気に頭の中を駆け巡る。今の仕事やスタッフや親しい友人に対する思い入れが強すぎるが故の虚無感、焦燥感。さすがにストレスを感じる。

唯一、8月に引っ越したばかりのマンションに住み続けられる点だけが変化しない部分なのだが、周りの人に対しても少なからず変化のストレスを与えてしまうのが申し訳ない。今と同じ状態がずっと続くわけがないのはわかっているのだが、それでも心の中ではずっと続いてほしいと願っている。今のリズムが幸せだから、そう感じるのかもしれない。

時は残酷だ。タイムリミットは刻々と近づき、あっという間にその日がくるだろう。住まいも職場も変わった東京第2章が間もなく始まろうとしている。寂しさ、辛さ、もどかしさ、不安。自身に嘘をついてポジティブを装っているが、変化することはストレスだ。