正解のわからない人生

生きている限り選択の連続だ。悩みに悩んで選択することもあるが、たいていのことはあまり考えず、中には無意識に選択している。スーパーで手に取る商品や電車に乗る車両、座る座席、右足から歩くか左足から歩くか、右手で持つか左手で持つか、などを含めるととにかく全てのことが選択で、その積み重ねによって人生が決まってくる。偶然に思える出会いも実は必然で、選択し続けた結果が今日の自分自身が置かれた環境なのだ。

今の環境は自分自身の積み重ねてきた人生そのものだ。生まれた家庭環境や育った環境で今があるわけではない。もちろん一部はそうであろう。だがその後の選択は自分自身が選んだ道で、好みも出会いも運も何もかもが決められた人生は全くない。可能性は無限で、そこから選んだのは自分なのだ。

諦めない限り可能性はある。どんなに難しいことも確率が低いことも、諦めない気持ちと自分自身を信じるココロで可能性は無限大なのだ。このまま、死ぬまで選択の連続ならば、選択の数だけチャンスはあるのだ。人生、折り返しに入っても、まだまだ捨てたものではない。これからがクライマックスに向けて、盛り上がってくるタイミングなのだ。

正解か不正解かは誰にもわからない。そもそも正解が何で不正解が何かも誰にもわからないのだ。とにかく幸せと思え、日々、充実した時間を明るく楽しく笑いながら過ごしたい。それは自分がつかみ取る。そのチャンスはまだたくさんあるのだ。