プレゼント

今週、仕事上の師匠とプライベートの師匠に誕生日プレゼントを渡した。5年前までならプレゼントなどというものは、ほぼ誰にも渡したことがなかったのだが、ここ数年は誕生日プレゼントだけは渡している。

理由はいくつかある。まずはもちろん相手に喜んでもらえたら自分も嬉しいからだ。次に何をプレゼントされたら嬉しいか考え、知らないジャンルならそれを調べることで自分の知識が増えるから。そしてその行為は更に周りの人も巻き込んで素敵な環境になるからだ。単純にちょっとしたサプライズを考えるのも嫌いではない。それほど計画的に考えて渡すわけではないのだが、根本は自分のためにお金を使うより周りの人にお金を使うことが好きなのかもしれない。

逆にプレゼントをもらうことは苦手だ。照れくさいし申し訳ないし恐縮する。誰とも深く関わらず一人でいることが多いので、そういった人間関係に慣れてないからだと思う。プレゼントを渡すようになっただけでも人としてかなり成長しているのではないだろうか。この先の老後にむけて、どんな生活が待っているのかわからないが周りの人に喜んでもらえるようなダンディでスマートな老人になりたいものだ。

この先、生活する上で今くらいの生活レベルが維持できるくらいのお金を貯めないといけない。いったいいくらあれば安心なのか、年金はいくらもらえるのか。プレゼントを渡し続けるためにも、先々をしっかり考えていかなければいけない。